当研究室の設備
高速原子間力顕微鏡 (SS-NEX)(株式会社 生体分子計測研究所)
試料表面上の形状を原子レベルの分解能で観察できる顕微鏡。当研究室では、精製DNAのDNA損傷を直接可視化し、放射線や抗ガン剤が作る損傷の種類や生成頻度を原子レベルで評価している。
共焦点レーザー走査型顕微鏡FV10i(OLYMPUS社)
暗室を必要としない蛍光顕微鏡。当研究室では、DNA損傷箇所の可視化をこの顕微鏡で行なっている。
Optima L-90K超遠心機 (BECKMAN COULTER社)
当研究室では、タンパク質の精製や純度の高いDNAを精製する為に使用。
最高回転数90000rpm 、最大遠心力694000×g
ChemiDoc XRS+ システム(BIO-RAD社)
高感度のCCDカメラを用いて化学発光、蛍光などを検出できる。当研究室では、ウェスタンブロットの検出機械として用いている。
Attune Flow Cytometer (Applied Biosystems社)
ごくわずかな時間で数千個から数百万個の細胞の形態や蛍光強度を測定できる機械。
低温実験室
低温を保てる実験室内で、タンパク質や酵素の精製を行っている。
NEON Transfection System (Thermo Fisher Scientific社)
細胞に遺伝子導入する為に使っている。当研究室では、ゲノム編集細胞の作製のために使う。
パルスフィールドゲル電気泳動装置 CHEF-DRIIシステム(BIO-RAD社)
5Kb〜6MbのDNA断片の分離が可能。当研究室では、DNAの鎖切断を検出する為に用いている。
培養実験室
細胞培養の為のインキュベーターとクリーンベンチを各2台設置。細胞を自動でカウントできる機械(Countess)や液体窒素タンクなどがある。
照射用軟X線発生装置 OM-303M (株式会社オーミック)
細胞に放射線の一種であるX線を照射によって、DNAに損傷を引き起こす装置。
StepOne Plus リアルタイムPCRシステム(Applied Biosystems社)
当研究室では、細胞間のmRNAの発現量の比較に用いている。