広島大学大学院統合生命研究科 遺伝子化学研究室

ご挨拶

佐久間グループ

私たちは、生命の設計図ともよばれるゲノムの情報を任意に改変することのできる技術「ゲノム編集」の基礎技術開発を行っています。ゲノム編集では、 ゲノムを構成するDNA上の特定の位置を切断し、細胞内にもともと備わる修復の機構を利用することで、配列を書き換えるのが一般的です。そのため私たちは、 DNAを切断するツールを高性能化したり、切断後の修復が起こりやすくしたりすることで、効率よくかつ正確にゲノム編集を実行できるシステムの開発に 取り組んでいます。

清水グループ

DNAには、あらゆる生命現象の根幹となる遺伝情報が含まれています。しかし、生体を構成する他の分子と同様、その構造は強固なものではなく、細胞内 外の様々な因子の作用によりDNAには損傷が発生します。もし生じた損傷が修復されなければ、遺伝情報が変化し、突然変異による表現型の変化、さらに発がん や遺伝病が誘発されます。私たちは、特異的な損傷を含む基質を用いたアプローチにより、損傷の生物影響と対応する生体の修復機構を原子・分子レベルで明らか にしたいと考えています。

共同研究先

DNA修復関連では、田野恵三准教授(京都大学)、DNA損傷関連では、寺東宏明教授(岡山大学)、平山亮一博士・鵜澤玲子博士(放射線医学総合研究所)、中野 敏彰博士(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所)

新着情報

M2の宇吹君、塩田君、永友君、西川君が広島大学大学院統合生命科学研究科博士課程前期を修了し、B4の杉山君と長江君が広島大学理学部生物科学科を卒業しました。また、宇吹君が統合生命科学研究科長表彰(博士課程後期学生を含めた全548名中2名)を受賞しました!皆さんおめでとうございます!
佐久間教授が申請した科研費・基盤研究(B)(一般)「多機能直交型ゲノム編集プラットフォームCRISPR-bacflipの開発と応用」(R6~R8)が採択されました。
PITCh法を応用した長鎖遺伝子置換技術「REMOVER-PITCh法」の論文が、In Vitro Cellular & Developmental Biology - Animal誌のオンライン版に掲載されました
千葉県がんセンターの末永雄介先生らとの共同研究の論文が、Frontiers in Oncology誌に掲載されました
日本生物工学会 創立100周年記念シンポジウム「生物工学の未来(2050年)第5回 ―未来の医療技術を考える―」(2024年2月1日)にて、佐久間教授が招待演者およびパネルディスカッションのパネリストを務めました。
カナダで開催された国際学会「KEYSTONE SYMPOSIA - PRECISION GENOME ENGINEERING」(2024年1月22日-25日、カナダ・バンフ)にて、佐久間教授とM1の大古さんが研究発表を行いました。
神戸大学の蜷川暁先生らとの共同研究の成果が、eLife誌にReviewed Preprintとして掲載されました
リヴァプール大学のTobias Zech先生らとの共同研究の論文が、Cell Reports誌に掲載されました
日本ゲノム編集学会の主催で、「第9回ゲノム編集講習会」を2024年1月10日にオンラインで開催します。奮ってご参加ください。
広島大学の一戸辰夫先生らとの共同研究に関するThe 65th ASH Annual Meetingでの研究発表の要旨が、Blood誌に掲載されました
第46回日本分子生物学会年会(2023年12月6日-8日)にて、佐久間教授がシンポジウムの座長と演者を務めました。また、M2の宇吹君・塩田君・永友君・西川君が研究発表を行いました。
神戸大学農学研究科にて開催された講演会で、佐久間教授が講演を行いました。
日本動物細胞工学会の国際シンポジウム「JAACT2023 Nogoya」(2023年11月28日-12月1日)にて、佐久間教授がシンポジウムの座長と演者を務めました。また、M2の宇吹君・永友君・西川君とM1の大古さんが研究発表を行い、大古さんが「Outstanding Poster Presentation Award」(32演題中10演題)を受賞しました!
日本ナノメディシン交流協会の国際シンポジウム「16th International Symposium on Nanomedicine (ISNM2023)」(2023年11月20日-22日、大阪)にて、佐久間教授が招待講演を行い、M2の西川君がポスター発表を行いました。
インドで開催された国際学会「Frontiers in Genome Engineering 2023(FGE2023)」(2023年11月14日-16日、インド・ゴア)にて、佐久間教授とM2の宇吹君が研究発表を行いました。宇吹君がPoster Awardを受賞し(90演題中5演題)、佐久間教授がQuiz Contestにて表彰を受けました(113名中第8位)!なお、宇吹君は日本ゲノム編集学会から国際学会発表支援制度による支援を受けての参加でした。宇吹君による報告書は学会HPに掲載されています
広島大学の宿南千佐先生らとの共同研究の成果が、bioRxivにプレプリントとして発表されました
佐久間教授とM1の赤瀬さんが執筆した総説が、「実験医学」2023年12月号に掲載されます
神戸大学の蜷川暁先生らとの共同研究の成果が、bioRxivにプレプリントとして発表されました
広島大学の栗田朋和先生らとの共著の総説が、Gene and Genome Editing誌に掲載されました
M2の塩田君の研究課題「Type V CRISPRシステムを用いたゲノム編集における変異パターン制御技術の開発」が、広島大学基金の助成事業であるサタケ基金の2023年度研究助成に採択されました
千葉県がんセンターの末永雄介先生らとの共同研究の成果が、bioRxivにプレプリントとして発表されました
日本ゲノム編集学会第8回大会にて、佐久間教授が教育実習セッションの座長と演者を務めました。また、M2の宇吹君・塩田君・永友君・西川君とM1の大古さんが研究発表を行い、宇吹君が「ポスター賞 学生(学部・修士課程)の部」を受賞しました!
佐久間教授のインタビュー記事が中国新聞セレクトに掲載されました(5/10, 5/17, 5/24)。
佐久間教授が着任し、研究員・学生が研究室メンバーに加わりました。
津田助教が国立医薬品食品衛生研究所の室長にご栄転されました。
津田助教が日本放射線影響学会第64回大会で口頭発表演題優秀賞を受賞しました。
津田助教と井出名誉教授の論文がJournal of Radiation Research誌に受理されました。
津田助教が3rd International Nucleic Acids meetingで招待講演を行いました。
津田助教が筆頭著者の一人としてXRCC1に関する論文がMolecular cell誌に掲載されました。
清水助教が着任しました。
井出教授が定年退職しました。
学部生3人が卒業しました。
津田助教が第63回日本放射線影響学会でシンポジウムの座長をつとめました。
卒研生として2人の学部3年生が配属されました
井出教授が執筆した塩基除去修復に関する総説が、2020年9月号「産科と婦人科」に掲載されました。
津田助教が執筆した総説が、2020年8月号「細胞」に掲載されました。
津田助教や井出教授の論文がDNA Repair誌に掲載されました。
博士課程後期課程の徐さんと井出教授の論文がNucleic Acids Researchに掲載されました。
津田助教の論文がNucleosides, Nucleotides & Nucleic Acids誌に掲載されました
卒研生として3人の学部4年生が配属されました
数理生命科学プログラムのバーベキュー大会を井出研究室が主催しました
修士2年生と学部4年生の送別会を開催しました
津田助教のPDIP38に関する論文がPLOS ONEに掲載されました
研究補助員として熊谷さんが当研究室のメンバーとなる
津田助教が筆頭著者の一人としてBRCA1に関する論文がPNAS誌に掲載されました
井出研恒例のテニス&バーベキュー大会をしました
卒研生として3人の学部4年生が配属されました
中野助教が国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 関西光科学研究所の主幹研究員として栄転
卒研生として杉山君が当研究室のメンバーとなる
中野助教が米国バーモント大学(Susan Wallace教授)留学を終え復職
津田助教(前 京都大学医学研究科特定助教)が着任しました

Contact

〒739-8526
広島県東広島市鏡山1丁目3番1号

佐久間グループ
理学部B棟1階 B105室
TEL:
082-424-6292
E-mail:
tetsushi-sakuma*hiroshima-u.ac.jp
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清水グループ
理学部B棟6階 B602室
TEL:
082-424-7458
E-mail:
naotos*hiroshima-u.ac.jp
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